血管年齢は血管の健康状態を示した数値で、若ければ若いほど健康な血管であるということになります。逆に高くなると生活習慣病の代表格である動脈硬化を発症するリスクが高くなります。動脈硬化は血管の中に血栓ができたり血管が狭くなったりしなやかさを失い硬くなったりすることで血液の流れが悪くなるという血管の疾患です。放置するとどんどん症状は進み、脳出血や脳梗塞などの脳卒中や心筋梗塞や狭心症などの心臓病を発症させる原因にもなります。これらの病気は後遺症が残ったり死に至ることもある重大な病気ですので、早めに対策を講じて予防や改善に努める必要があります。動脈硬化の原因は生活習慣の乱れによる高脂血症や高血圧です。暴飲暴食、アルコールの過剰摂取、喫煙、脂質や塩分の摂り過ぎ、野菜不足、運動不足、睡眠不足、不規則な生活リズムなどの不摂生な生活習慣の積み重ねが動脈硬化につながります。血管年齢が高い人は悪玉コレステロールや中性脂肪の数値や血圧も高い状態にあります。血管年齢は病院などで気軽に測定することができます。時間も費用もさほどかかりませんので、自分の血管の健康状態を把握するために定期的に測定するのが良いでしょう。採血による悪玉コレステロールや中性脂肪の数値も動脈硬化を発症しているかどうかの目安になりますので、少なくとも年に一度は検査を受けるようにしましょう。栄養バランスの良い食事、適度な運動、こまめな水分摂取、良質な睡眠、禁煙、規則正しい生活リズムなどの健康的な生活習慣を心がけて血管を健やかに若く保ちましょう。